京阪本線高架化工事 2022年9月17日

【2022年10月14日更新】信号機の使用開始

【2022年11月8日更新】特殊信号発光機の使用開始

9月11日に「京阪本線(寝屋川市・枚方市)連続立体交差事業」の起工式が行われました。高架化区間の21か所の踏切が廃止され、沿線の道路交通の円滑化や安全性の向上が図られます。また、香里園、光善寺、枚方公園の3駅も高架化に伴い利用しやすい駅へと生まれ変わります。今回は、工事区間のうち早い時期から高架橋の建設が始まっている、光善寺ー枚方公園の走谷(はしりだに)踏切付近の様子を撮影しました。

工事画像

おそらく工事用のものと思われる特殊信号発光器

踏切の真上には、おそらく工事用のものと思われる特発(特殊信号発光器)が設置されていました。まだカバーがかかっており横を向いていますが、近いうちに使用が開始されるでしょう。

工事用特発のイメージ ※淀駅高架化工事の際にはこちらが使用されていました。
現在の信号機(左)と反対側に設置された新しい信号機(右)

また、工事との関連性は定かではありませんが、高架橋を建設する側(画像手前側)とほぼ同じ位置の線路を挟んで反対側に新しい閉塞信号機が設置されていました。推測にはなりますが、工事の支障となるため、移設するものと思われます。これも近いうちに稼働を開始するでしょう。

【2022年10月14日更新】
本日からこの信号機の使用が開始しました。それに伴い、従来の信号機は柱ごと撤去され、この1804閉塞の中継信号機も併せて撤去されました。

【2022年11月8日更新】
先日からこの特発を含め、複数の特発の使用が開始されました。なお、本文中では「工事用のものだろう」と記載しましたが、通常の踏切用でした。おそらく、工事の支障とならないように移設したものと見られます。

まとめ

まだまだ目に見える変化が少なく、土地買収も一部で完了していない区間があり完成時期が全く見通せない工事ですが、今後も気長に見守っていこうと思います。とはいえ、高架橋などの構造物が建設されるのも時間の問題ですので、今の風景も間もなく見納めになります。撮影・記録はお早めに。今年度の投稿は少なめの予定です(活動休止のため)。来年度以降更新頻度もアップしようと思っていますので、ぜひご覧ください。

関連サイト→京阪本線(寝屋川市・枚方市)連続立体交差事業 起工式を挙行しました-京阪電鉄